Lila(リラ)とは、スペイン語で「ライラック」の意。
一番良い気候の時期に咲くことから
「リラの花咲く 良い季節」といわれることもあります。
私のキャンドル作りは、
キャンドルの灯りに照らし出された自身が育てた草花の姿に魅了されたことがきっかけで始まりました。
人の力では決して真似できない、草花だけが持つ、色やカタチ。
自然によって育まれたかけがえのないものが持つ力を、いかにキャンドルに引き出すか、試行錯誤しながら制作しています。
育てた草花や身近にある草花のみを使い、成長過程や折々の情景、感じた想いを作品に込めることを大切にしています。
四季折々、草花の咲き具合や天候などを見計らって、一番良い状態で採取し、押し花にします。
豊かな四季の暮らしの中から生まれるキャンドルは、草花をあしらったものの他に、草花のカタチを表現したもの、自然から感じ取った風景や現象をカタチにしたものがあります。
素材をシンプルに生かした美しいあかり、最良の燃焼を追求して、キャンドル、ワックスアート制作を行っております。
キャンドルに火を灯してから最後のあかりが消えるまで、心に響くような光景が闇に広がり、溶けて変化してゆく「時のカタチ」が美しく育つように。
「もっていたいキャンドル 灯してみたいキャンドル」をコンセプトに、その時々に感じた “良い時” をあかりと共にお届けできましたら幸いです。